バイリンガル・バイカルチャーの真のグローバルリーダーに

当財団は“英国留学”を全面支援いたします。

財団設立主旨

世界がグローバル化に向かい加速しています。このような国際化社会の中で今後社会を担う若者の役割は重要です。

彼らが留学などを通して世界の人と交わり、異文化を経験することにより、 いわゆるグローバル人材として、世界で社会貢献できる人間へと成長してもらうことが 今後の日本の発展のためにも必要であることはいうまでもありません。

こうした考えから本財団は特に長い伝統と歴史を誇り、学術・教育が国際的にも高い競争力を維持し続けている英国の学校への学生の留学支援を目的に設立しました。

創立者の想いとメッセージ


創立者/理事長 田崎 忠良

伝統ある英国教育をパブリックスクールから大学まで一貫して経験することにより、日本 および英国の文化・教育に根差した国際的人材として、我が国だけでなく世界中で広く国際 社会に貢献できるような人間に成長してもらいたいという願いです。

 自らの国の伝統や文化の理解を深め、自分とは異なる文化や歴史に立脚する人々と共存 しながら、国際社会で活動したい意欲のある生徒の応募を期待しています。

Forbesオンラインに理事長 田崎忠良による連載コラム「グローバルリーダーの育成法」が掲載されました。


奨学金制度の概要

募集人員予定 第一次選考20名程度(語学研修生)
留学奨学生5名程度(語学研修生から選考)
応募資格 原則東京都及び東京都周辺の高校の生徒で以下の基準を満たすもの
1.日本国籍を有すること
2.高校1年生(16歳以下)であること
3.高校2年の9月時点で英国への留学を志す者
4.心身ともに健康かつ、応募までに在籍した学校での出席状況が良好である者
5.学業成績が優秀であり、学校生活と国内語学研修を両立させられる者
6.親権者(又は未成年後見人等)の同意を得ている者
奨学金内容 1.国内での英語研修費用全額。
2.英国のパブリックスクール、大学の学費、寮費、2回の往復旅費全額等
・但し、大学の長期休暇中(夏休み等)の衣食住にかかる費用及び私的に帰国する際の旅費は自己負担とします
・2回往復旅費のうち1回は大学入学決定後の日本への帰国旅費です。
返済義務 奨学支援金の返済義務はありませんが、本財団奨学金給付規定第13条が適用されます

*詳細は各年度の募集要項により明示いたします。

2024年度募集要項

出願書類

※ Tazaki財団は、英国ケンブリッジ大学を卒業し、現在世界的に事業を展開している田崎忠良一個人が設立した財団法人です。
※ 当留学支援の応募には条件がございます。募集要項詳細をご覧ください。


Q & A

Q1:Tazaki 財団の奨学生としてパブリックスクールへ入学する際は、 どのような試験があるのでしょうか。

A1:日本のブリティッシュ・カウンシルで、英語や数学などの筆記試験およびオンラインによる面接を行います。

Q2:応募や実際に留学する際、TOEFLやTOEIC などの点数は必要でしょうか。

A2:必要ありません。ただし留学時には所定の英語試験(IELTS)の受験が求められます。

Q3:高校2 年でイギリスに行った場合、日本の高校卒業資格が取れません。もし日本の大学を受験したい場合はどうすればいいのでしょうか。

A3:平成28 年3 月31 日付けの文部科学省の通知によりパブリックスクールでGCE-A レベルの資格を取れば、日本の大学の受験資格を得ることができます。ただし、その適用は日本の各大学により異なります。

Q4:応募資格で家計状況の基準はありますか。

A4:ありません。

Q5:他の奨学金を併行してもらうことは可能ですか。

A5:可能です。ただ、当財団の留学費用の支援は額としては十分なので、他の奨学金を受ける必要はありません。

Q6:奨学金の返済義務はありますか。

A6:給付型奨学金なので返済義務はありません。但し理由なく長期欠席した場合や社会通念上著しく逸脱した行動をした場合などは、給付の停止や返還請求をする場合があります。

Q7:奨学生に選ばれた場合、どのような義務がありますか。

A7:義務はありませんが、選考を通過した方は2 年間のパブリックスクールと3 年間の大学の計5 年間の留学を、途中で諦めることなく全うする決意を固めていただきたくお願いいたします。

Q8:選考はどのように行うのですか。

A8:まず選考委員会において書類選考を行い、書類選考通過者には面接を受けて頂きます。

Q9:イギリスでの住居などの手配はどうすればいいのでしょうか。

A9:パブリックスクールは全寮制ですので、住居の手配は必要ありません。大学では、1 年目については、優先的に寮が確保されており、多くの場合在学期間中を通じて住むことができます。2 年目以降、場合によっては、大学のアコモデーション・オフィスの支援を受けながら学外の住居を手配します。

Q10:入学するイギリスの大学の指定範囲はありますか。

A10:当財団はケンブリッジ大学とオックスフォード大学を推奨していますが、パブリックスクールは、各生徒に応じて相談を受け、指導をしています。その範囲内であれば特にそれ以外の指定は設けておりません。

Q11:英国大学卒業後の進路に制約はありますか。

A11:当財団は広く世界で活躍する人材の育成を目的としており、卒業後の進路に関しては特別に制約は設けておりません。5 年間の留学後はグローバルリーダーとして世界で活躍いただくことが財団の願いです。

Q12:イギリスの教育制度は複雑でよくわかりません。

A12:以下「英国留学のススメ」をご参照ください。

Q13:GCE-Aレベルとありますが、国際バカロレア資格ではいけないのでしょうか。

A13:イギリスの伝統的な資格はGCE-A レベルです。当財団、パブリックスクールはGCE-A レベルを指定しています。

Q14:休み中に日本に帰国したい場合はどうしたらいいでしょうか。

A14:大学に受かった段階で一時帰国の費用は財団から支給しますが、それ以外の期間はイギリスでアルバイトやボランティア活動などを通じて、イギリスの文化を体験することを薦めています。

Q15:英国の大学の医学部を卒業した場合、日本で医師として働けるでしょうか。

A15:日本で医師になるためには、国が認可した医学部・医科大学を卒業後、医師国家試験に合格し、指定を受けた臨床研修病院や大学病院で、2年以上の臨床研修を受けることが求められます。 海外の医科大学(医学部)を卒業した者、または医師免許を取得した者が日本で医師国家試験を受験するためには、厚生労働大臣の認定(「医師国家試験受験資格認定」)が必要とされています。
詳しくは以下HPを参照してください。
>https://www.mhlw.go.jp/topics/2012/05/tp0525-01.html