
早いものでイギリスに渡英して4年が経ち、残すところ2年となりました。大学2年目は、1年目と比べて勉強の内容がより難しくなり大変だったと感じる半面、生活面では慣れもあってか充実して楽しむことができた1年でした。
この1年を通して最も特筆する点は、無人航空機の設計・製造を行うグループプロジェクトです。このプロジェクトは6〜7人からなるチームが航空機の異なる部位を担当し、最終的にそれぞれを組み合わせて完成させていくという1年を通して行われるプロジェクトでした。私のチームは6人で構成され、翼に取り付けられる可動装置であるフラップとエルロンという部位を担当しました。また、チームの中でも設計担当や構造担当などの役割分担があり、私は空気力学担当として、翼の性能の数値化や飛行のシミュレーションを主導しました。
メンバーそれぞれが各自の担当を責任を持って全うすることはもちろん、チーム内での各自の進捗状況の共有を徹底し、全体の進行に遅れが出ないようにチーム一丸となって取り組んだ経験から、チームワークとタイムマネジメントがいかに大切であるかを実感しました。さらに、チーム内でのコミュニケーションのみならず、他の部位を担当する他チームとの密な連携も不可欠であることを学びました。座学で得た知識を実践へと落とし込む難しさと、プロジェクトを形にしていく楽しさの両方を実感できた貴重な経験となりました。
夏休み期間中は複数の企業でサマーインターンシップに参加する機会に恵まれ、自分の将来やキャリアについて深く考える好機となりました。特に、普段の生活では接点が少ない役員やベテラン社員の方々と直接お話できたことは、より深い視点で社会を考えるきっかけとなりました。また、実務に対する丁寧なご指導や有意義なフィードバックを通して、ここには書ききれないほど多くの学びを得ることができました。さらに、私自身の将来についても親身になって相談に乗っていただき、真剣なアドバイスをいただけたことは、自分の人生や価値観をじっくりと見つめ直す契機となり、今でも自分が将来どうしたいかを考え続けています。
スポーツ面ではフルマラソンに出場しました。昨年ハーフマラソンで1時間半切りを達成したことから、次の目標としてフルマラソンでの3時間切り(サブ3)を目指してトレーニングを重ねてきました。しかし、結果はネットタイム3時間28分と、目標には大きく届きませんでした。スタート位置の関係で序盤はゆっくり走る必要があり、体力を温存できて呼吸も余裕がある状態でしたが、30キロあたりから足に痛みが現れ始め、そのまま失速したのが要因として大きかったと思います。それでも、足の痛みがなかったらサブ3を達成できたかといわれると厳しかったので、まだまだ自分の実力が足りていなかったと認めざるを得ません。今回は悔しい結果となりましたが、ランニングに対してのモチベーションは高く保たれており、まだまだ伸びしろがあると感じています。自分の課題をしっかりと分析し、サブ3という大きな目標を達成するためにこれからもトレーニングに励んでいきたいです。
最後に、いつも温かいご支援をくださるTazaki財団の皆様に改めて感謝を申し上げます。この夏は、田崎理事長がゲストスピーカーとして登壇された英国大使館のイベントに私も参加させていただいたり、東京でアラムナイ交流会を開催していただいたりと感謝してもしきれません。このご恩をお返しできるよう、残りの2年もより一層励んでまいります。