お知らせ

Kさん(University of Bristol , Neuroscience / Christ's Hospital出身)

⼤学に⼊学して早くも4ヶ⽉が経ちました。この4ヶ⽉間は今までで⼀番新しい環境になれることに 苦労したけれど、それでも⾃分⾃⾝を⾒つめ直し、これからの⼤学3 年間で何を得たいのか、この⼤ 学⽣活が将来にどのようにつながるのかを考える良いきっかけになったと思います。

私の専攻しているneuroscience は脳、脊髄、を中⼼に外界からの刺激がどのように脳に伝わりそれ ら刺激をどのように脳でプロセスして、刺激に対し体は応答しているのかということを勉強していま す。また、脳でどのように記憶したり、空間認知しているのかという⾼次機能について深く追究する 学問です。⼤学が始まった当初は、⾼校に⽐べて学ぶコンテンツのレベルが上がり、少し驚き動揺し ましたが、それと共に興味のある分野に特化した勉強ができることやその分野のプロである教授から 興味深いレクチャーを受けることができ、neuroscience への関⼼がより深まっている気がします。学 習⾯で⼀番苦労したのはscientific essay を書くことでした。A-level ではサイエンス科⽬を取ってい たためessay を書くことからは以前IELTs を受けた時以来離れていた上、scientific essay には特有の 細かいルールが多くありとても苦戦しました。初めにpractice essay writing の課題があり、提出した essay にはフィードバックが簡潔にまとめられてしまっていたため、チューターに頼んで時間を作っ てもらい⼀緒にessay を読み直しどのように改善できるかを教えてもらいました。そのおかげもあ り、本番のessay のタスクでは良い評価を得ることができ少し安⼼しました。いまだにessay には苦 ⼿意識を持っていますが、テーマについてよく研究し、時間かけてプランを⽴てて書いていくことで 納得のいくessay を提出できるようにこれからも練習をしていきたいと思っています。

来学期からはoptional のユニットが⼀つ加わり、cognitive science and psychology の授業が始まりま す。Neuroscience では神経回路等の深い知識を⾝につけ、医学⾯によった学習が多いですが、同じ 景⾊でも⼈によってどこを切り取っているか、どこに重点を置いて⾒ているのかが異なるように、脳 科学には⼼理的要素も⼤きく関連しているので、新たなユニットの勉強を通してどのように⼼理的要 素が脳に影響を与えているのかを勉強することが楽しみです。

Society はCH の頃と同様にwind orchestra に所属していて、サックスを吹いています。週に⼀度リハ ーサルがあるのみで、少し緩めのsociety ですが勉強とのバランスも取ることができ、また良い息抜 きになっているので今後も続けていきたいと思っています。

秋学期は⼤学⽣になったという実感よりも今までと変わった、⾃⽴した⼀⼈での⽣活に苦戦する毎⽇ でした。今学期で⼤学1 年⽣も最後になるので、2 年に進級する前に⽣活をもう少し充実させていく ことが⽬標です。忙しい毎⽇ですが、⽬標持って勉強、⽣活ともに成⻑してきたいと思います。