大学に入学して早くも1年が経過しました。この1年、勉強、友達との交流、音楽活動などで充実した毎日を過ごすことができました。学習面では、Aレベルで学んだ知識や勉強への取り組み方を生かした結果、1stクラスを取り、満足のいく結果を得ることができました。今年に入り、生活面では、Jazz society のコンサートで大きなソロをやらせていただいたり、友達と2月にチェコ、オーストリア、5月にイタリアに行ったり、飲食店でバイトをしたり、素敵な公園でピクニックや散歩をしたり、ロンドンにいることを最大限に生かした楽しい日々を過ごしました。このレポートではこの1年で感じたことや、やってきたことを記載していきます。
1つめは、少しでもいいなと思ったらやってみるということです。私は、Japan Society とJazz societyに入っており、Japan society ではキャリアオフィサーをしています。キャリアオフィサーは、UCLの学生のより良い就活のための企業説明会などのイベントをエージェントの方々と交渉して開催することが仕事です。初めは、とりあえずやってみるか、くらいの軽い気持ちでしたが、仕事をしているうちに色々な大人や企業の方と話したり、メンバーに頼られたり、沢山の良い経験ができています。インターンも、キャリアオフィサー関係で知り合った先輩に紹介していただき選考に挑戦し、書類と2時間の面接を経て合格することができました。夏休みはそのインターンを2か月間させていただく予定です。大学は自分で自分の時間をほぼ100%管理できるからこそ、様々なことに触れ合う機会をたくさん持っており、目の前の機会を超えていった先に何かがあるように強く感じています。これから先の2年間もこのようなマインドセットで沢山の経験を積んでいきたいです。Jazz society でも、長いソロをステージで演奏する機会をいただき、3日間に渡って行われたコンサートを全力で楽しみました。今までいたどの環境よりも音楽のレベルが高いと感じているUCLでこのような大きな役目を任せていただけて凄くうれしかったです。
2つ目は、友達の大切さです。私がこの1年ロンドンをすごく楽しむことができたのは周りにいる大切な友達のおかげと言っても過言ではありません。1年もたたないうちに海外旅行をするほどの仲の友達が何人もできたり、毎日私のスケジュールを楽しみで埋めてくれるたくさんの友達には感謝の気持ちでいっぱいです。寮でも、10人ほどのフレンドグループでご飯を一緒に食堂で食べたり、勉強が忙しくないときは外に遊びに行ったり、中華街に行ったり、かけがえのない毎日と、たくさんの楽しい思い出をくれました。現在私は夏休みで日本に帰ってきていますが、UCLの友達が何人も遊びに来てくれて、改めて、ここまで仲の良い友達が沢山できて良かったと心から思いました。来年は、4人の友達とフラットシェアをするため今年一緒に住んだ仲間とは離れ離れになりますが、これからも今年築いた繋がりを失わず、充実した日々を過ごしたいです。
UCLに入学し、初めは大学の勉強のアプローチの仕方や、自由だからこそ緩んでしまうモチベーションのコントロールなどで少し苦労しましたが、高校の時に、英語の壁を乗り越えたり、Aレベルで良い結果を残したり、友達や音楽で居場所を見つけたりできたからこそ、生活面、学習面ともにスムーズに馴染むことができたのではないかと思います。2年目も今年大切だと思ったことを引き継ぎ、更に楽しく充実した日々を送っていきたいです。