お知らせ

Eさん(University of Cambridge , Mathematics / Chirist's Hospital出身)

 とてもゆっくりと時間の流れたMichaelmasから早いもので2 term過ぎ、夏休みになりました。主にlectureとsupervisionで慌ただしくしていたので大きな報告はないのですが、自分を振り返るために書いていきたいと思います。

 まずは課外活動についてです。前回のレポートより少し数を減らして、それぞれ更に真剣に取り組めるようにしました。特にUltimate frisbeeとCity of Cambridge Brass Bandに力を入れて、brass bandでは9月に行われる全国大会に出場できることが決まりました。frisbeeでもGlasgowで行われた大会と、varsity (Cambridge vs Oxford)にも参加しました。勝てた試合は多くないですが、それでも初めてチームスポーツの大会に出た経験は、チームワークを体感できる貴重なものとなりました。こうした課外活動に参加できるのには大きく二つ理由があります。一つ目はfundがあることです。collegeから出ているものなので他のcollegeでどうかはわかりませんが、大学を代表して試合に出てる部員だと、1年でかかった大抵のお金は返ってきます。私の場合はユニフォーム、遠征費、大会費、協会の登録費用、部費など全てfundでcoverすることができました。brass bandでもそもそも学生だからとsubscriptionを半額以下にしてもらっていますし、楽器レンタル代などをcoverするfundもあります(私は打楽器なので使っていません)。大学内に無料で打楽器を借りて練習できる場を見つけたので、普通はお金のかかることもほとんどかからずにできるのです。これは様々なactivityに挑戦する心理的ハードルを大きく下げることにつながっていると感じます。実際は時間がなくて続けられずに辞めてしまったもののsubscription feeなどを考えるとかなりマイナスではありますが、財団のおかげで大学生活にかかる基本費用がゼロなのがチャレンジの後押しになりました。2つ目の理由は色々な人に助けられていることです。bandの全国大会は9月で、大学が始まる前なので大会前の練習時に住める場所がなかったのですが、同じbandの人が受け入れてくださることになりました。frisbeeではたまに練習以外のsocialを誰かの家のキッチンでしてくれるので、そこで会話する機会を持つことができました。また、これ以外にも新たに始めた活動がいくつかあります。まずはcollegeのJCR(委員会のようなもの)のtreasurerです。reimbursementが主な仕事で、予算の作成や会議への出席も仕事に含まれます。やらなければならないことを溜めてしまいがちな自分には難しく、人に迷惑をかけてしまうこともあり、反省しています。この仕事で得られた良い経験の一つは会議です。週一の定例会と、collegeのスタッフやMCR(graduateの委員会)と行われる会議でスピーディーにことが進み、必要なところでは簡潔に議論するというのは、今まであまり見たことがなかったので新鮮でした。それぞれが自分のrole、もしくはcollegeの学生の代表者として、委員会にいない学生の発言を会議で持ち出せているのを見て、正しい自治会の姿を見たような気がしました。今タームはcollegeの他の学生との関わりを疎かにしてしまったので、自分が発言できることは自分の仕事の範囲以外になく、申し訳なく感じました。もう一つ始めたのは日英会のevents officerです。まだほとんどイベントを開催していないのですが、次のタームは仕事がもっと増えると思いますし、日英会の発展のために仕事を増やしていきたいと思います。