大学に入学してから早1年が経ちました。
1学期は相対論の授業がありましたが、今学期のハイライトとなったのは量子力学の授業です。量子論は相対論と同時期の20世紀初頭に花開いた物理の分野で、電子や核子などのミクロの世界を対象とする領域です。そこでは直観とは反することが数多く起こり、数学的記述においてのみそれらをうまく記述することができます。
今回の授業は導入の部分でしたが、すでにトンネル効果や重ね合わせの原理などを扱い、これからの量子力学の勉強の土台となる重要な概念を扱っていると感じました。
ところで、最近はミクロのスケールだけでなく、細胞内などのマクロなスケールでも量子的現象が認められており、脳内の意識の発生にも関わっているという説まであります。それらの最新の研究を理解するにももっと学問に励んでいきたいです。
来年は電磁気学、解析力学、熱力学など盛りだくさんなので、楽しみにしています。