お知らせ

Tさん(University College London , Mathematical Computation / Christ's Hospital 出身)

このレポートでは9月から始まった大学生活について書いていこうと思います。A levelも終わり、結果としてUCLというロンドンにある大学に通うことが決まりました。大きく生活と勉強の二つにわけて書いていこうと思います。

■生活
基本的にイギリスの大学は、一年目は寮に入ることを保証してくれます。ぼくもUCLの運営している寮に入りました。朝と夜の二食がついていて、トイレとシャワーも部屋についています。大学の教室も徒歩10分程度でいけるというとてもいい立地です。基本的には授業は月から金まで平均3,4時間あります。
また、Society(日本でいう部活やサークル)はアメフトのSocietyに入りました。活動は週に二回あります。大学チームのリーグに所属しているので、優勝という目標に向かい、緩すぎずきつすぎずとてもいい雰囲気で活動しています。メンバーも30人強とそこまで多くないのでアットホームの雰囲気です。
昼食は寮では出ないので、近所のスーパーでサンドウィッチなどを買っています。

■勉強
学部としては、数学とプログラミングがミックスした学部で勉強しています。それぞれの教科で宿題が週単位で出ます。また、それとは別に長期的な宿題や、学期ごとのテストなどもあります。数学のほうは、7割以上がアジアの生徒で、プログラミングのほうは半分くらいと、学部の性質上アジアの生徒が多いです。どちらの教科も自分にとってはかなり難しく、宿題などをなんとかこなしながらついていくので精一杯です。友達が親切に教えてくれるのがとても助けになっています。プログラミングの授業は基本的にスライドを使いながら先生がしゃべるという感じで進み、ノートなどを取る余裕はあまりないので、あとで自分でスライドを見返すところまでが授業です。数学は逆にスライドなどは一切使わずに先生がひたすらホワイトボードに書いていくのでそれをノートに必死に書き写すという感じで授業が進みます。ただ数学は週に一時間、少人数で行われるサポート的な授業があるので理解できないことなどはその場で聞くことができます。

■最後に
高校でも寮生活でしたが、大学の寮生活は全く違います。大学の寮は、もはや個人で住んでいるアパートみたいなもので、集団生活といった感じは全くありません。自分の周りの部屋に誰が住んでいるのかも正直よく知らないです。ただ食事の時などは唯一集団を実感します。これからもしっかりと授業に出て頑張ってついていきたいと思います。