
Tazaki財団と初めて出会ったのは高一の秋のことです。中学の夏休みを使ってイギリスを訪れた際、オックスフォード大学のツアーに参加し、街と大学が歴史的で落ち着いた雰囲気でありながら学生が生き生きしている様子であったのが印象的で、将来このような環境で学びたいという思いからTazaki財団の説明会に参加しました。説明会を通して日本とイギリスの教育制度の違いを知りイギリスの教育カリキュラムは早期から興味のある科目を専門的に学べるという点が魅力的に感じイギリスで勉強したいという気持ちが確固たるものになり応募しました。
選考中私は色々な学校からそれぞれ違うバックグラウンドを持つ人たちと出会うことが出来、とても良い刺激となりました。そして徐々に仲間意識が高まりこの仲間と一緒にイギリスに絶対に行きたいという気持ちが芽生えました。また面接の準備をする中で、改めて自身の考えと気持ちを整理することが出来より一層イギリス留学への気持ちが強まりました。
そして今現在出発まで残り二週間というところですが、未だに「これは夢じゃないのか」と思う時があります。奨学生として選ばれた理由について財団の皆さんに詳しくは聞いておりませんが、私は留学する為の明確な目的を持っており、かつその目的に向かって学校生活を送りながら計画を持って確実に取り組んできたものがあるという点で評価されたのだろうと思っています。なのでこの先の5年間でその目的を達成し、それが選ばれた理由であったと証明することが出来ればと思っています。
私はコンピュータサイエンスと宇宙この二つの分野に興味があります。渡英後はこれらの分野に関する英語の論文を書くということを目標に日々勉学に励んでいきたいと思っています。勉強以外にも人との関わり、経験を大事にしたいと思っています。例えば国籍の異なる人たちと一緒に寮生活をすることは自分自身がマイノリティである事を意識したくなくても意識せざるを得ない場面に出くわす事もあるでしょう。それでも積極的に自分から話しかける事で相互理解に繋げる事が出来ればと思います。これらの経験は必ず将来の私の助けになると信じて臆することなく取り組むことをここに誓います。
楽しみなことはたくさんありますがもちろん不安もあります。日本にいる友達や家族に会えない不安、学校の授業についていけるかの不安、そして言葉の壁の不安。これらは留学する場合に切っても切り離せないものですが、私には応援してくれる人がいることを念頭にこれからの留学生活の苦しい場面を乗り越えていけたらと思っています。5年の経験が導く先は、学んだ学問の分野で世界で活躍する日本人になる。そして学んだことの全てを社会に返していける人間になる。という事だと思っています。
最後にこのような貴重な経験をさせてくださる田崎さん、Tazaki財団の皆さん、快く私をイギリスに送り出してくれる学校の先生や友達、これまで私を支え続けてきてくれた家族、感謝してもしきれません。本当にありがとうございます。これからイギリスで頑張るので引き続き応援よろしくお願いします。
いってきます。