お知らせ

Yさん(女生徒) 私立鷗友学園女子高等学校出身

春タームは信じられないほどあっという間に過ぎていきました。桜も咲き始め、スコットランドにも春の訪れを感じています。Easter breakは、休暇後に控えているtrial examに向けて、勉強に励んでいます。

春タームは秋タームと比べて、trial examが迫っていることもあり、勉強の比重が大きく増えたと感じました。(とはいえ、テストをあまり気にしていない生徒が大半で、土曜日の夜に勉強していただけで、消灯に来たhouse parentに “She’s actually studying on a Saturday night!” とhouse中に言いふらされてしまうほどです。)授業内容も難しくなる中で、科目の先生方には本当にお世話になっています。分からないところがあると3時間ほど丁寧に付き合ってくださったり、少人数クラスであることもあり、先生方との距離が近く、日本にいたころには考えられなかったような関係性を築くことができています。

また、house parentにも感謝でいっぱいです。50人以上の生徒を見ていらっしゃるにもかかわらず、誰が何曜日にどの活動に参加しているかをすべて把握していたり、休暇から戻るたびにhouseをデコレーションして迎えてくださったりと、本当に尊敬できる素敵な方だと感じています。私がやりたいことを常に応援してくださるだけでなく、毎日のように「何か手伝えることがあったらいつでも言ってね」と声をかけてくださるhouse parentの存在は、houseが居心地の良い場所となっている大きな理由の一つです。

今タームは物理や数学のアクティビティにも積極的に参加し、Physics ChallengeではGold Awardをいただきました。Team Maths Competitionでは、改めて数学の楽しさを実感しました。もともと数学は好きでしたが、日本の中高では、速い授業進度や大量の問題に追われる中で、純粋に楽しめなくなっていた時期もありました。そのため、ここで再び数学の面白さを感じられていることに、来て良かったと強く感じています。

また、CanSatでスコットランド代表に選ばれたことも、今タームで特に印象に残っている出来事の一つです。CanSatとは、缶サイズの小型装置にセンサーや通信機器を搭載し、打ち上げ後にデータ取得や送信などを行うコンペティションです。9月から時間をかけて準備してきたうえ、UK全体150チームの中から8チームしか選ばれないものだったので、national finalsに進めることを大変嬉しく感じています。私はパラシュートの担当として、ドロップテストを重ねながら終端速度や空気抵抗を計算し、設計を行いました。これまで問題を解くことにだけ使っていた知識を、実際に応用できたことに、大きなやりがいを感じました。

また、今タームはピアノに力を入れたタームでもありました。日本でもピアノは続けていましたが、ここまで集中的に向き合ったのは初めてで、自分でも新たに楽しさを感じています。2月のpiano competitionではfinalに進むことができ、演奏したSchubertのImpromptuは今まで弾いた中で一番好きな曲となりました。現在は、grade8に挑戦していて、Steinwayのグランドピアノで練習する時間が一日のうちの楽しみな時間となっています。

英語力について、渡英して半年ほど経った頃から大きな変化を感じるようになりました。これまで感じていた「聞き取れなかったらどうしよう」「うまく伝わらなかったらどうしよう」といった不安はなくなり、英語で話すことへの抵抗も少なくなってきました。英語を学ぼうと構えすぎず、生活の中で自然に身につけばよいというくらいの気持ちで過ごしていたことが、結果的に良かったのかもしれません。そのおかげで、日本語と同じような感覚で、英語を特別に「言語」として意識することなく自然に使えるようになってきたと思います。

毎週、テストやピアノに加えて、週3でバレエにも通うなど、非常に忙しいタームでした。でも、好きなことも好きなだけできるという環境のおかげで、学校生活も充実しており、休暇前になると毎回、このまま学校にいたいと感じるほどです。テスト前にはFurther Mathsしかしていない週があったり、ピアノのコンペティションやコンサート前には一日6時間ほど練習したりと、週によってやっていることがあまりにも違うのが自分でも少し不思議に感じることがありますが、それも含めて楽しみながら、それぞれに全力で取り組むことができ、達成感のあるタームでした。

改めて、日々サポートをしてくださる田崎財団の皆様、本当にありがとうございます。今年最後のタームも、悔いのないように精進してまいります!