
早くも2回目の報告書ということですが、未だにこの報告書を書こうとすると何故か緊張してしまいます。前回の報告書を改めて読み、自分の文才のなさを感じたので今回こそは良いものを書いてやるんだという気持ちです。
最近、10期が決まったというニュースが届いて、CHのLINEグループも作ったのですが、喜ばしいと同時に、もう自分の留学が決まった瞬間から一年が経ったのかと思うと、時の進みの速さを嘆かずにはいられません。
先学期の感想も一貫して忙しかったというのに尽きます。僕は学習面以外での目標が欲しいと思い、学校の校内ランニング大会のようなものがあったので、それで結果を出すことを目標にして、健康的な日々を過ごすことを意識していました。朝起きてから朝ごはんを食べて授業に行くまでを完全にルーティン化し、昼と夜ご飯は野菜をとにかく取りまくり、暇があれば学校の周りを走っていました。こうした生産的な毎日にすることで、身体的だけでなく精神的にも健康でいられたと感じています。その結果、ランニング大会では3位になることができ大満足でした。来年はもっといいタイムで1位か2位を狙おうと思います。
そんな忙しい中で楽しいと感じられた時間はchapel choir (聖歌隊)で歌っている時でした。来たばかりの頃はシンギングのレッスンをとっているからという理由だけで入れられて、歌も全くわからず辞めたいと思っていた時期もありましたが、慣れてくると歌えるようになり、歌えるようになると楽しいと感じるようになりました。正直歌詞の意味は未だに理解せず歌っていますが、教会の時間をただ座って過ごすのが非常に退屈に感じる僕にとっては、教会で歌う時間は、最高の時間になっています。
忙しいとは言いつつも、最近は徐々に時の流れがゆっくりに感じるようになっています。その1番の要因は慣れにあると思います。学校生活への慣れ、ホストファミリーへの慣れ、コミュニケーションへの慣れ、色々なものに慣れていっていると感じます。最近テニスラケットを購入しにいった時に、日本にいた時ですら店員さんと話すのが得意ではなかった自分が、店員さんと30分くらい喋ることができ、成長を実感できました。
しかし慣れるにつれて、自分が慣れられていないもの、この環境に適応できていない部分が明確になるのも事実です。生徒との人間関係は未だに難しいです。正直に言うと、こちらの学生さんたちは基本的に精神年齢が実年齢の5歳下といった感じです。なので言動や行動の端々に幼さが出ます。そこで僕の悪いところは、幼いからといって、そういう人たちを避けてしまうところだと思います。無理に自分を幼くして合わせる必要は全くないと思いますが、歩み寄る努力、少なくとも関わるのを避けるのだけは辞めたいと思います。
そんな中で最近脳に出てくる言葉が、「プライドを捨てる」という言葉です。これは壮行会で田崎代表の奥様が仰っていた言葉だったと記憶しているのですが、最近になってようやくその意味を分かり始めました。自分が彼らより大人びているというプライドを捨てる勇気が必要だと思います。更にこれは学業面でも言えることで、化学と生物で他の生徒より出来が悪いというのは僕にとって受け入れ難い現実でした。だからといって自分は彼らより賢いはずなのにと受け入れないのではなく、一回認めて、そして負けないように努力するのが一番良い方法だと思いますし、最近はそれが実行できていると感じます。
次の学期では、自分が生きてきた17年、世間一般から見たら挫折のなさそうな良い人生を経て積み重なったプライドの縛りを一つずつ解いくことにトライしようと思います。また、学業を疎かにしない程度に、次の学期のメインスポーツで、僕の好きなテニスに打ち込もうと思います。
改めてtazaki 財団様、スタッフの皆様にはとても感謝しております。
次回のレポートには、もっと良い知らせを持ってこられるように頑張ります。