お知らせ

Mさん(男生徒)私立聖光学院高等学校出身

留学してから8カ月が経ち、イースター休暇を迎えました。Fettesに来てから、時間の経ち方が指数関数的に加速しているように感じます。きっと日々の生活が楽しいからなのでしょう。あっという間に過ぎ去った二学期ですが、学校生活にも慣れ、多くのことを経験できました。
学業面では、数学の大会や物理オリンピック、化学オリンピックに参加しました。物理オリンピックでは金賞をとれたものの、化学オリンピックでは一点足りず銀賞となってしまいました。来年は満足のいく結果がとれるようリベンジしようと思います。
また、EPQという探究活動も何とかレポートの原稿を書き終えました。データの解析がなかなかうまくいかず、最後まで締切に間に合うかどうか冷や冷やしましたが、専門家の方にもアドバイスをいただき、無事に書き終えることができました。
さらに、イースター休暇のはじめに、ロンドンに行き、UCLで素粒子物理学のクラスに参加しました。最先端で活躍する研究者の方々からお話を伺ったり、Fettesではあまりいない同じ分野に興味を持つ同学年の生徒に出会ったりすることができ、多くの刺戟を受けました。一方で、ダークマターの講義でついていけなくなるなどの悔しい思いもし、貴重な経験になりました。
イースター休暇明けには、predicted gradeを決める大きな試験があるため、気を引き締めて頑張ろうと思います。

さて、ここからは、普段の生活で感じたことをまとめていきます。
①ローコンテクスト文化について
友達との会話を通じて、日本と比べ、こちらでは自分にも他人にもオープンな人が多いことに気が付きました。相手に対して心理的距離を置かずに、自分の意見をはっきりと述べたり、質問をしたりしてきてくれることが多くあります。いわゆるローコンテクスト文化と呼ばれるものです(前提として全員がそうというわけではなく、その割合が日本と比べてはるかに多いということです)。


率直な会話は、時に人種や文化などデリケートな部分に対する無神経な発言に繋がってしまうこともあり、そのような発言を耳にすることも少なくありません。
しかしながら、オープンな対話にはお互いのことをよりよく知ることができ、お互いの主張をスムーズに通せるという大きなメリットがあります。
例えば、たくさんの友達が日本に興味を持ってくれ、食文化や漫画、ゲーム、さらには明治維新などの歴史についてまで、広範囲にわたる、多くの質問を毎日のように投げかけてくれます。その際には、個人的な意見を付随して求められることも多々あります。
日本の時よりも自分の意見を述べることが求められ、瞬時に正確に言語化するのには未だ難しさがありますが、英語力と並行してその面も日々の生活で鍛えられたらなと思っています。

②周囲の人々のサポートについて
二学期は人の温かみを身に染みて感じたタームでした。
2月に体調を崩し、数日寝込んだ際には、ある友達はランチやディナーを食堂から毎日届けてくれ、別の子は休んでいた授業の範囲を教えてくれました。また、自分の国の温かいお茶を入れてくれる友達や、氷嚢を持ってきてくれる友達もいました。
また、二回あった週末の休暇では、仲の良い友達の家に泊まらせていただきました。さらに、そのご家族は、イースター休暇中にあった自分の誕生日に、日本の食材をわざわざ買い寄せてお寿司パーティーを開いてくださり、誕生日ケーキまで焼いてくれました。異国の地にいながらも、まるで本当の家族のような温かみを感じたひとときでした。

このように、たくさんの周囲の人々のおかげで、二学期は充実した日々をすごすことができました。無論、Tazaki財団の皆様にも、今学期も多大なるご支援を賜りました。そのサポートに応えられるよう、次学期も精進していく所存です。