寒いばかりだと思っていたイギリスにも汗をかく季節がやってきました。
夏休みの二日目となる6/30(月)から、エジンバラ大学の「Pre-University: Insights into the Life Sciences」というサマーコースに参加させていただきました。
二週間エジンバラ大学の学生寮に滞在し、授業やアクティビティに参加しました。
世界初の哺乳類のクローンに成功したRoslin Institute という研究所に赴き、ドリーの誕生についてのお話を伺ったことが特に印象に残っています。ちょうど11月から4月まで私が参加していたCambridge Biology Challengeというコンペティションで、無性生殖についての文を書いたところだったので、様々つながるところがり、パズルのピースが揃うような興奮を感じると共に、非常に大きな学びとなりました。
その後、アクティビティとして伺ったNational Museum of Scotlandでは、ドリーの剥製を一目見ることもできました。
文化的な体験としては、スコットランドにて、初めてブラックプリンとハギスを食べました。単体で食べていないからか、味から「珍味」というようなクセの強い印象は受けませんでした。次回機会があれば是非単体で食べてみようと思います。
近頃は暑さも峠を越して、むしろ朝夕は肌寒くなって来ています。そう言えば、イギリスに来た時もこんな感じだったっけ……とふと思いつつ、はたと気づいたのですが、何と、ついに留学の一年目が終わろうとしているのです。思い返せば (やや谷が多めの) 山あり谷ありで感無量ですが、このような得難いに知的興奮に満ちた日々を支えていただいている田崎様、Tazaki財団の皆様、本当にありがとうございます。これからも精進して参ります。