毎日1.5時間あった部活がなくなり、運動量が欠如している割に変わらぬ量を食べていたら、体重計が壊れたことを信じたくなるくらいに体重が増えました。でも、これは寮の食事がそれなりに美味しいことを説明するときに良い証拠になると思うので悪いことではないのかもしれないです。
先輩方からも、時間が飛ぶように過ぎることはお聞ききしていましたが、確かに、もう8カ月も経ったことが信じられません。学校にいる間は、授業やアクティビティに、ホームステイ中はイギリスの文化を学ぶことに忙しくしています。最近、寮生活では、寮の友人の精神状態が自分のメンタルヘルスに大いに影響することに気付き始めました。例えば、同寮の友人が暗いムードになると、話す内容が全部ネガティブな方向に流れていきます。そういうとき、むやみに楽観的なことばかり言ってしまうのも良くないのかなと思い、何も言わずに聞くのですが、自分まで暗い気持ちになってしまいます。友人の愚痴を止めるのは不可能だが、減らすことはできるのではないかと思い至り、自分から楽しい空気で話しかけるという解決策を思いつきました。時に鬱陶しいと思われかねないのが難点ですかもしれないと思っていたのですが、ある友達から、「あなたといるとポジティブになれるからもっと一緒にいたい」という嬉しすぎるフィードバックをもらえて、今のところは効果的なようなので続けたいと思います。
先月、こちらに来てから始めたサックスのグレードテストに初めてチャレンジしました。沢山練習した成果が実り、三段階あるうちの一番上の評価で合格できたことが、とても嬉しいです。マンツーマンのレッスンを受けさせて頂いていることも、こんなにも楽しめている理由の大きいところです。今も演奏家として活躍されている先生で、先生のサックスの音を聞くだけでも、もの凄く刺激を受けられるのですが、加えて、音楽家としての心構えや哲学も教えてくださり、先生の音楽への熱い思いに影響されています。ジャズを演奏することに興味が出てきたこの頃です。
新学期の初めには、international assembly という集会で、剣道着を着て、剣道について2分スピーチを試みました。そのあとの授業で、何人かが剣道に興味をもって質問してくれたことが嬉しかったです。
A levelについては、生物が弱点なので、イースター休暇は、生物に7割の時間を使っています。生物と化学はフラッシュカードを使う方法が良いと色んな先生から薦められたので試しています。確かに効果的なように思います。しかし、生物ばかりに集中しすぎたために、久しぶりに数学に取り組んだ時、とても時間がかかってしまいました。数学は少しでもいいから毎日触れておくことが大切だと思います。
サマータームはフットボールのアクティブを選びました。正直なところ、自分よりもはるかに背の高くて筋肉量のある、アフリカ出身の選手達の前で吹き飛ばされてしまうのではないかと心配ですが、剣道で鍛えた体幹と体が小さいことのアドバンテージを活かして、どうにか食らいついていこうと思います。このタームでは、最初のpredicted gradeの試験や、化学の大会など沢山イベントがあります。長い目での計画性を大切にして過ごしたいです。
日々サポートして下さる財団の皆様、友人、家族に感謝申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。