お知らせ

Kさん(男生徒) 私立武蔵高等学校

渡英してから2年目となる秋学期を無事終え、現在はホストファミリーの家で復習しつつ休養を取っているところです。
先学期は特に前半に於いてA-levelのPredicted Gradesを決定する模試、Personal Statementの仕上げ、UCASの確認と提出やAdmissions Testの受験と常に慌ただしい状況でした。目の前に迫ってくる学校の課題の提出期限と大学出願の手続きに忙殺され、時には現実逃避をしたくなる程追い詰められていたように思います。その影響もあってか学期の前半に体重が目に見えるほど減り、周囲やホストファミリーに心配をかけてしまいました。またかけた労力に見合った結果が出たとは自分の中では言えず、悔しい思いをする日々が続いていました。
Year13に入ってから大学受験の手続きは急激に早まり、2週目には先述の模試が5/6週目にはUCASのEarly Entryの期限が迫っていました。Predicted Gradesは各科目で望んでいたものを貰うことはできたものの、試験自体は反省点が多いものでした。特に試験の残り時間から来る焦り、そしてそれによって引き起こされるミスや解答の乱雑さは初夏に迫っているA-level本試前までに必死で直すべきものだと気が付きました。模試が終わった後はPersonal Statementの修正や、当時数週間後に迫ったAdmissions Testの対策に追われました。Personal Statementでは主にComputer Scienceの中でも僕が最も興味のある暗号学について集中的に書き、夏に受講したJohns Hopkins Universityのコースを踏まえた上での考えを多く書きました。前年度までのPersonal Statementの形式と違い3つの小問にそれぞれ答え、合計で4000文字という形式には少々戸惑ったものの最終的にはまとまったものが出来上がり一安心しました。Admissions TestはCambridgeとImperialのためにTMUAを、UCLのためにTARAを受験しました。TMUAは数学、TARAは論理的思考を問うもので、特に早い段階から必要であるとわかっていたTMUAは昨年度から対策していたものの結果はあまり良いと言えるものではありませんでした。こちらに関しても75分で20問というスピード勝負である為、試験の残り時間に対する焦りからミスを許してしまったように思います。
大学は最終的にCambridge、Imperial、UCL、King’s College London, Exeterに出願したのですが、TMUAの結果が響いたのか他に至らない点があったのかCambridgeからは11月末にRejectedとの連絡が来ました。知らせを聞いた当初はとても落ち込んだものの、先生方や周りのサポートもあってか1週間程度でどうにか立ち直ることができたように思います。現在King’s CollegeとExeterからはOfferの連絡が来ており、あと2校の結果を待っている状況です。今年度の第1志望への不合格が決定し第2/3志望の結果を待っている今、来年度の大学進学そしてギャップイヤーの両方の選択肢を来年度の可能性として考えています。
音楽の面では学期の始めにSymphony Orchestra、そして数週間後には一時トランペットで参加していたBrass Ensembleにチューバとして参加することができました。歯科矯正の為トランペットをやめ一時的にチューバを吹くと決めた時はとても複雑な思いだったものの、1年弱しか演奏していない楽器でここまで音楽活動に関わることができてとても感慨深いです。11月末にはWhole School Concertがありバンドでは『展覧会の絵』より「キエフの大門」、Symphony Orchestraではパイレーツ・オブ・カリビアン・メドレーとショスタコーヴィッチの『ジャズ組曲第2番』より「ワルツ第2番」を演奏することができました。演奏会の後僕の寮のHouseparentからよく演奏できていたと言われ、チューバを吹いている甲斐があったと思った瞬間でした。また学期末に全校のChristmas Dinnerがあったのですが、そこでもBrass Ensembleのメンバーでクリスマスキャロルを演奏しました。トランペットを離れて以来ここまで音楽に注力する機会は無かった為、昨年度よりも忙しくなったもののとてもやり甲斐があったように思います。
Christ’s Hospitalでの生活も残りわずかになりました。ギャップイヤーを取るにしろ取らないにしろ、A-levelの試験結果は大学受験の結果に大きく影響する為A-levelの範囲の復習や試験への適応を第一とした上で、引き続き音楽にも注力していこうと思います。 英国で無事1年4ヶ月過ごすことができたのは、財団の皆様やガーディアン、ホストファミリー、周囲や両親のサポートがあってこそ成り立っていると思います。皆様から頂いた温かい支援に感謝申し上げます。後数ヶ月、そして大学でも精を出して勉強そして音楽に励んでいきますので引き続きご支援を宜しくお願い致します。