イギリスのクリスマスに私はTorquayという街に住んでいるhost familyに去年、今年と泊まらせていただいているのですが、そこのホストファミリーがとてもフレンドリーかつ、ご飯が美味しいので今年が最後の機会になることを少し寂しく感じています。タイ人のホストマザーはとても料理が上手で、それに加えて新しい料理をするのが好きなので日本の料理を一緒に作ったりしてとても楽しい時間を過ごす事ができました。
ホストファザーの印象としてはこだわりが強くユーモアもあって話題が絶え無い人でいつもディナータイムでは会話が盛り上がっています。それに加え実際に南西部の名所に多く連れて行ってもらい、イギリスならではの経験をして休暇がとても充実しました。
学校生活に関してはいつも通りではありますが、無事出願プロセスを全て終えて既に何校かからオファーを頂く事が出来たので安堵しております。出願プロセスの中で一番重要だと思ったのが、いくつかの大学は日本語のA-levelの成績をオファーの条件を満たすのに使えるという事で、どれだけ使えるかは学部によって違いますがやる分に全く損は無いのでぜひ受ける事をお勧めします。
話は変わりますがA-levelの本試験にはextra timeというシステムがあり、何らかの学習障害や発達障害などで不利に立たされている人には試験時間の延長や、途中休憩といったサポートを受けることが可能です。それ以外にも大学のインタビューで配慮してもらえたりとイギリスでは柔軟にその人の特性に合わせて調整してくれる事が多いです。この様なサポートを受けるにはまず診断書が必要なので私はイギリスの医療機関を受診しようと試みました。しかし基本的に国が提供するNHSという医療サービスは無料であるが故に診断までに通常1年もしくは2年ほど時間がかかってしまいます。一方民間の医療機関では数ヶ月で診断が出る代わりに薬の値段も含めると40万円ほどしてしまいます。私は最終的に日本でオンライン診断を受け、今extra timeを試験機関に申請中ですが基本的にイギリスの医療機関はこのような状況からアクセスが難しいと思います。ですのでもしイギリスの留学を考えていて、自身にこの様な障害があるかもしれないと思った場合は、日本の医療機関を受診して英語の診断書を用意していく事が大切だと思います。