お知らせ

Sさん(男生徒)私立聖光学院高等学校出身

今タームでの一番の収穫は自分が目指す大学をオープンデーやサマーコースで大きく知れたことです。

学校の所在地でもあるバースにあるバース大学でのオープンデーは多くの来客者を受け入れており人気のある大学で、私自身も田舎すぎず都会ではない街としての魅力や、大学のコースの質から出願するかどうか決めかねていました。

オープンデーでは基本的に自分が興味ある学部や寮に関するトークのチケットを事前予約するという形でしたが、あまりにも人が多すぎたためか待機リストに入れられて当日早く並んだ人順で席が埋まるまでというようになっていました。経済学のコースは数学を多く使った分析がメインのコースではなく、大学卒業後の就職に有利になるための必要なスキルを学ぶ事に重きをおいており、経済学の研究や分析を専門的に学びたいと思っていた私にはあまり惹かれる内容ではなかったです。大学の建物や設備がとても新しく清潔感があり、スポーツといった課外活動面では充実していたものの、コース方針がかなり求めていたものから離れていたため、バース大学の代わりを今は探しています。一方オックスフォード大学ではエッセイに取り組む頻度が圧倒的に多く学習に適している点や、教授と少人数での濃密なディスカッションといったサポートが行き届いており、大学のオープンデーの中でも群を抜いて魅力的な内容でした。

ケンブリッジでのサマーコースでは2週間かけて経済の授業がケンブリッジの学生によって行われ、A-Levelではあまり触れないFinanceの仕組みの授業や、内閣も含めた複雑なサーキュラーフローと言った発展的な内容をメインで学習しました。それに加えプレゼン課題が二つあり一つはグループで、もう一つは個人での課題で1週間ずつかけて深く経済のフリートピックに関して知見を深めることができました。その他に昼にケンブリッジの近くにあるマーケットでストリートフードをTazaki生達と食べ歩きしたのはとても楽しかったです。

改めてTazaki財団の皆様、この2週間のサマーコースを含め、多岐に渡る支援を誠にありがとうございます。こうして一年を無事終えられたことが何より幸せですし、来年はさらに精進して大学受験に望みたい所存です。