イギリスに来てから気づけば四ヶ月が経過しており、特に大きなトラブルもなく順調にファーストタームを過ごすことができました。私の場合は優しい寮生であったり現地の友人に恵まれたりして最初の2週間ほどで生活にも順応して、興味あるactivityやイベントに積極的に参加できたため、充実したタームであったと思います。
私はA-Levelで数学、高等数学、経済、物理をとっており、軽く感想を記載します。
· 数学、高等数学
基本的に最初のタームでやる事は日本でほとんどカバーしており、定着している基礎的な事なので特に困る事はなかったです。だから基本的に宿題だけこなして他の教科に時間を割くのがいいと思います。
· 経済
PreA-Levelの講習を受けていたので内容はある程度把握していましたが 、テストの記述でどのような分量で何にフォーカスして書くか分かっていなかったため序盤はかなり酷い点数を取っていました。経済の作文では問題の配点毎に書く内容のフォーマットが決まっているのでそれを基本的に定着させてきっちりと内容を詰め込むのが重要だと思います。
· 物理
Quantum physicsという内容に関しては触れた事がなかったため、何について話しているのか分からず少し苦労しました。私は英語で解説されても新しい事で頭にあまり入ってこなかったので日本の動画を見て内容を把握しながら理解しました。また、A-Levelの物理は日本より記述形式の問題が多いので経済と同様慣れが必要で、さらに問題文の解釈に戸惑う事がしばしばあったためとにかく教科書の問題を解きこなしていました。
アクティビティは週に1回1時間という頻度の少なさですが、選択肢が多くあり私はChoir(合唱), MUN(模擬国連)に所属しています。MUNではOxford大学で開催される大規模なイベントに参加したり、ChoirではクリスマスコンサートでBath Abbeyという修道院で歌ったりと多くの行事があり、特に修道院での合唱は音の響きも良く、とても貴重な経験をする事ができました。ホストファミリーとの生活も学校とは違って家の様な安心感があり、色々な街に出歩いてイギリスならではのアフタヌーンティーを楽しんだり、料理を一緒にしたりしてとてもリラックスできる環境でほっとしています。
今後はさらに忙しくなり大学の出願もそう遠くない日であるため、このタームの終わりでもう一度気合を引き締めて、今余裕がある内に経済の読書などを通じて知識を蓄えて行きたいです。
最後になりますがTazaki財団の皆様の手厚いサポートに感謝申し上げます。これからも更に精進して立派に成長した姿をお見せできるよう頑張って行きます。