渡英から1年4ヶ月、気付けばFettes生活も残り半年となっていました。時の流れの早さに恐怖さえ感じながら、クリスマス休暇を過ごしています。
・学習面
昨年度から少しずつ取り組んでいた志望動機の提出を学校に求められたのを皮切りに、大学受験が本格的に始まりました。今年度から新しくなったESATという大学入学試験の勉強に追われながら、学期の前半を過ごしました。その後は面接対策として、数学と物理の問題を解答を導き出す過程を口頭で説明する練習を重ねました。
学校ではこのクリスマス休暇が明けるとすぐに模擬試験が控えており、そのための復習も必要です。
・学校生活
今学期から最終学年専用のCraigleithという男女混合の寮に移りました。昨年度は一度も言葉を交わすことのなかった人とふとしたきっかけで仲良くなれたりと、交友関係を広げる機会が格段に増えました。これまでの友人とも接する時間が増え、更に仲が深まりました。その縁でScottish Borders等、様々な場所にお邪魔させてもらうことができました。
School Prefectとしては、各寮の代表者が参加する生徒会を定期的に開催し、生徒の意見を先生方に伝えています。
・趣味
バグパイプに関しては、個人レッスンに加え、今学期から学校のパイプバンドに参加するようになりました。共に練習を重ね、バンドの一員として1912 Society Pipe Band Concertというバグパイプのコンサートで演奏できたことに強い喜びを感じています。指使いだけでなく、スタミナがついてきたため、長時間演奏できるようになったことにも練習の成果を感じています。
写真に関しては、カメラの設定を調節して性能を最大限に使うことに興味を持つようになりました。スマホでは撮れない長時間露光等の写真を撮影できるようになり、より一層カメラに魅力を感じるようになりました。
・運動
今学期は高所恐怖症を克服しようと思い、クライミングを始めました。幾分慣れてきたものの、やはり怖いものは怖く、楽しむレベルには至らなかったので、次の学期はランニングを選択する予定です。それでも、ボルダリングについては技術的、体力的な向上を感じることができました。
水泳は技術面の向上に力を入れたところ、水の抵抗を減らして、よりスムーズに泳げるようになりました。できる限り体力を温存しつつ、長く速く泳げるように練習を続けたいと思います。
サイクリングに関しては、今まで特に意識していなかったスピードに重点を置き始めています。上り坂でも安定した速度を維持できるような体力づくりを目指したいと思います。
こうした貴重な時間を送ることができるのは、田崎忠良理事長をはじめとするTazaki財団の皆様のご支援のおかげです。ありがとうございます。
2025年もこの環境でしか得られない経験を重ねながら、最善を尽くしたいと思います。