前回のレポートは「風のようにAutumn Termが終了し」と始めましたが、今回はそれ以上に早く感じました。しかしながら、それを表現する適切な言葉が見つからず、語彙力の低下をひしひしと感じている次第です。
勉強面では特に前タームから大きな変化はなく、問題なく進んでいます。次のタームでは大学入試の上で重要なpredicted gradeが決まる学年末試験があるため、引き続き気を引き締めて取り組んでいきたいと思います。
運動面では友人を増やしたいという理由からサッカーを始めましたが、自分の技術力の無さを痛感することになりました。しかし、試合等にカメラマンとして同行したことで友人の数は確実に増え、目的は達成できたのではないかと思います。次のタームでは水泳と射撃をスポーツとして楽しみたいと思います。前回「水泳の楽しさに覚醒し」と綴りましたが、今もその状態は続いています。スタミナはある程度ついてきたので、技術の向上に重点的に取り組みたいです。
また、休暇中にホストファミリーが所有する自転車を借りてサイクリングに出かけたところ、これが想像以上に楽しく、以後時間があればサイクリングに行くようになりました。チェーンが切れる等トラブルが発生することもありますが、自分で解決し無事帰宅して、これもまた経験値を高める結果となっています。
芸術面では今タームからバグパイプを始めました。バグパイプを始めたといってもいきなりフルセットで練習できるわけではなく、最初はchanterというリコーダー状のもので指使いだけを練習します。街中や学校のパイプバンドで聞き覚えのある曲を自分で演奏できるようになったことに喜びを感じています。次のタームからはフルセットのバグパイプに移れるようにしっかり練習したいと思います。
他にも、渡英時から細々とやっていたphotographyを、先生のご厚意によりフィルムカメラという形で習うことができました。スマホで簡単に写真が撮れる時代に、すべて自分で調節してやっと撮れた写真を自分の手で現像するという行為は、ちょっとした優越感を味わえます。
ハーフターム中には、友人家族がスコットランド北部のハイランドに帰省する際に同行することができました。郷土料理をご馳走になり、ネス湖を観光したりと温かいもてなしを受けました。
今タームも新しいことに挑戦し、充実した毎日を過ごすことができました。このような環境に身を置けることは、Tazaki財団の皆様のご支援のお陰であることを日々感じております。ありがとうございます。