風のようにAutumn Termが終了し、渡英から4ヵ月が経ちました。考えるたび、既に1年の3分の1が経過したことに驚きを隠せません。
・学習面
選択科目は数学、発展数学、物理、化学、日本語、EPQ(エッセイ)です。
数学では行列等の時折日本では習わなかった範囲が登場し驚くこともありますが、1度基礎をつかむとその反復で応用はあまりないため、それほど苦労はしていません。また、数学オリンピックにも出場することができ、数学を楽しめていると思います。
物理は日本で既習の範囲が大半であるため、記述問題の精度を上げることを念頭に置いて取り組んでいます。
化学は当初は知らない語彙の多さに翻弄されましたが、先生に相談した結果単語シートを作ってくださり重宝しています。ただ、次の学期から日本で学習していない有機化学の範囲に突入するため、クリスマス休暇中の予習が要になると感じています
日本語は2週間に1度日本人の先生がいらして、試験傾向に沿って作文等を書きながら取り組んでいます。
EPQは「イギリスと日本における数学教育」というテーマでエッセイを書いています。唯一の作文科目なので英語で書く力が上がることを期待しています。
学業成績はどの科目も特に大きな問題には直面していませんが、気を緩めずに努力していきたいと思います。
・課外活動
課外活動は選択科目である数学、物理、化学それぞれの発展クラブ、Languages Ambassadors Society、そしてSocial Media Societyに所属しています。これらは授業以外で新しい友人と出会うよい機会となっています。
Languages Ambassadors Societyは言語だけでなく様々な文化を広めようという活動で、自分は食事班に入っています。食事班では各国の食文化を楽しむことができるレストランのポスターを作る等といった活動をしています。
Social Media Societyでは学校のSNSアカウントの運営に関して話し合い、寮内の様子等の写真を適宜撮影しています。
・運動
週3回Gamesと呼ばれる運動をする時間があります。Autumn Termは射撃と水泳を選択しました。本来は1つしか選択できませんが、人数の関係で週2回しか射撃に参加できなかったため、水泳にも参加することができました。そこで水泳の楽しさに覚醒し、火曜日の朝だけでなく、ほぼ毎日夜に1時間ほど泳ぐ水泳漬けの日々を送るようになってしまいました。
・何でも、とにかく、やってみろ
これは駒場東邦66回生の中学3年間の学年目標であり、今の自分のモットーでもあります。せっかくイギリス、しかもスコットランドに来たのだから、目の前の機会は全て吸収してやろうという気概で毎日生きています。
早2024年に突入しましたが、今の情熱を忘れずに駆け抜けていきたいと思います。
以上書きましたが、このような経験ができていることは他でもない田崎忠良理事長をはじめとするTazaki財団の皆様のおかげです。ありがとうございます。