日が出ている時間が短くなり1日があっという間に過ぎ去ってしまう少し寂しい季節となりました。一方で、各家のクリスマスのライトアップが夜空に輝き、遅くまでパーティーが行われる賑やかな季節で、イギリスらしさを感じられる私の一番好きな季節でもあります。
9月からyear13となり、目まぐるしい日々を送っています。その日々について今回のレポートでは振り返っていきたいと思います。
この学年からは新しい寮にかわり、昨年よりも規模が大きく男女混合の騒がしい寮となりました。寮を移る際は時間をかけて打ち解けていった以前の環境を離れることに不安がありましたが、同学年だけの現在の寮は自由が多く、沢山の新しい友達が沢山できて昨年とは違った楽しさがありとても充実した生活を送っています。特に、同じフロアのメンバーは昨年同じ寮で仲良くしていた友達なので夜まで一緒に勉強してそのまま寝落ちしてしまったり、アーティストのMVをみんなで見て騒いだりと共に過ごす時間が長くなりました。昨年と比べると友達といる時に自分の意見を言えるようになり、そのおかげもあってグループでいる時に自分自身の居心地も良くなりました。
今年から、新たにマーチングバンドに入りアルトサックスを吹いています。マーチングバンドは学校の象徴でもあるので私にとってとても大きい挑戦でしたが、すぐに打ち解けることができ自身のコミュニティの輪が広がり学校内に学年を超えて繋がりが多くなったことが何よりも嬉しいです。11月にはロンドンで行われたLord mayor’s showでマーチングを行い12月には学校のコンサートで演奏し、初めて公で演奏させていただきました。これらはどれも心の底から楽しめた最高の経験となり毎週のバンド練習や自主練などで昨年に比べ忙しくなってしまいましたが、勉強に割く時間と音楽に割く時間などと上手に計画して時間を使えるようになり成長できたと思います。
学習面に関しては、大学のapplicationがメインとなりいよいよ受験という緊張感のあるtermでした。9月の頭に大学に提出するgradeを決定する模試がありました。夏休みに入る前の模試でどの科目も下がることなく右肩上がりになっていたもののまだ納得のいかない結果でしたが、今回のテストでようやく自分が目標にしていた成績を全ての科目において得ることができました。特に、biologyは一番苦戦していたので夏休みにどの科目よりも長い時間かけて勉強し、アウトプットする練習や記述で抑えるポイントを全て総復習できたことが今回の結果につながったと思います。
夏休みの間にpersonal statementのファーストドラフトを書き終えていたもののチューターや各科目の先生方と何度も訂正を加えて予想よりも少し長い時間がかかってしまいました。なんとか期日内に納得のいくpersonal statementを完成させることができ安心しました。出願が全て終わった後は、大学によって必要とされるadmission testとinterviewを受けてクリスマス休暇に入る直前に全ての大学受験に関する事柄を終えました。この3ヶ月間はとても忙しく模試が終わったと思えばadmission test の勉強を行い、それが終わってinterviewの準備を行い、と流れるように時間が過ぎていきました。大学からの返信を待ち続けることは精神的にストレスを感じる期間ですが、各々の受験を友達同士お互いに応援して励まし合いながら生活できていることが何よりも支えになっていて、year13の寮の暖かさを感じました。
CHで生活する最後の1年間は、勉強や音楽、そして友達と過ごす時間を上手に使い最終的に後悔を残さないで卒業していきたいです。一番近い目標では、2月のhalf term明けにある模試で現在の成績から落とさないように計画的な勉強を続けていきたいと思います。勉強も生活も全て楽しんで、次のtermも精進していきたいと思います。