CHでの生活も折り返しを越え、2年目の1学期を無事に終えることができました。昨年度は渡英してすぐの慣れない環境でなにもかもが新しくいろいろと苦戦した記憶のある1学期でしたが、今年度ではそんな感傷に浸る間もなくUCASや新しい寮での生活などを中心としてあわただしく去っていきました。
9月に新学年が始まり前回のレポートにもあるようにコロナウイルスに対する学校でのルールが大きく緩和されました。しかし最初のLeave weekendに差し掛かるころには校内で150件以上の感染が確認される事態となり気持ちの面でもあまり落ち着けない新学期のスタートになりました。
また10月中旬には医学部やOxbridgeに出願する生徒のUCASの締め切りがあり、Personal statementの最終原稿やCambridgeからのSAQを含むいくつかのアンケートの提出など息つく間もなくHalf termを迎えました。UCASでは5校まで同時に出願することができ、すべての学校に同じものを送ります。そのため自分のアカウントページから出願状況及び大学からの返答をすぐに確認でき、日本のシステムに比べてかなりわかりやすくまた無駄のない様式という印象を受けました。
11月、12月には医学部とOxbridgeに出願した生徒が受ける筆記試験や面接があり、準備や結果を待つ人たちの間ではかなりの緊張感がうかがえました。同時に各大学からのオファーが届き始め、友人たちから多くのうれしい報告を聞く時期でもありました。
生活面でも変化が大きくGrecians Eastでの新しい生活は自由度が高く楽しい出来事も数多くありましたが、それに伴う責任に悩まされることも度々ありました。特にキッチンの使用や衛生面に関する問題が多く、どうすれば不公平になることなく全員がルールを守れるようになるのかと友人たちと試行錯誤することも多かったです。一方で寮はいつも和気あいあいとしていて、毎週土曜の夜には飲食をしながら寮全体で交流する時間があったり、学期最終日のChristmas dinnerを去年より規制の少ない形でにぎやかに開催出来たりなど楽しい思い出も作ることができました。
1月からの新学期ではA-levelの本試験に向けて学習により力を入れながらも、同時に前述したような生活面での課題の解決にも取り組んでいきたいと考えています。新学期ではコロナウイルス対策の規制が再度緩和されるようで少し不安を感じていますが、CHで過ごす時間は残り1年もないので、学年が終わる夏までに友人たちともっと多くの思い出を作っていけたらと思います。