3月28日より、サマータイムが始まりました。日没は20時過ぎになり、晴れた日も少しずつ増えてきました。しかし、まだまだ風は強く、気温も低いため、日本とは違った春を過ごしています。
春タームはずっとオンライン授業でした。学校としては二度目のオンライン授業だったこともあり、先生方も慣れていて、スムーズに順応できたと思います。基本的に普段から使っているFirefly、Teams、One Noteの三つを駆使して、授業が展開されました。
授業スタイルは各先生によってかなり異なりましたが、総合的に見ると私の場合は、全体の授業時間の半分くらいがライブ授業だったと思います。ライブ授業でない時間は、練習問題が配られたり、パワーポイントを共有されたり、実験のシミュレーションができるリンクが送られ、バーチャル実験を行ったりしました。質問があれば、先生にメールやTeamsのチャットを送れば、すぐ返信が来るか、Teams内で電話がかかってきて、すぐに対応してもらえる状態が整っていたので、その点に関しても、先生がすぐそこにいる対面授業との違いは感じませんでした。
今タームは圧倒的に一人でいる時間が増えたため、改めて普段の生活がどれだけ人との関わりの上で成り立っているかを実感しました。夏タームは約4ヶ月振りに通常の学校生活に戻ります。久しぶりの学校を存分に楽しみ、最高学年になる前の最後のタームとして、有意義に過ごしたいです。
このような状況下でも、不自由なく留学させていただけることは、本当に幸せなことです。Tazaki財団の皆様をはじめ、私の留学を支援してくださっているすべての方々に、感謝申し上げます。