合格通知をいただいたとき、私の頭をよぎったのは、高校の先輩の「点と点が繋がって線になる」という言葉でした。
それまで受けてきた様々な人からの支えや、積み重ねてきたどんなに小さな努力や経験も、すべてが目の前の合格通知に繋がっているのだという不思議な感覚に襲われたのを今でも鮮明に覚えています。
イギリス留学を経て海外で活躍するという小さな頃からの夢は、何事にも一生懸命取り組むエネルギーの源でした。
そしてイギリス留学という夢が現実になろうとしている今、私の頭にあるのは、様々な国籍の人と共に勉強をして、世界中の人と対等に渡り合える確かな国際感覚を持った日本人になるということです。
これからの5年間、どんな困難が待ち受けていたとしても、奨学生同士で助け合い、勉学に励むために整えていただいた素晴らしい環境を十分に活かして大きく成長したいです。
そして、貪欲に向上心を持ち続け、すべてのことに真剣に向き合うことでたくさんの小さな「点」を描き、いつか一本の美しい「線」になることを信じて、毎日を過ごしていきたいと思います。