留学に向けての意気込み
私が留学を志したのは、今よりもずっと小さい頃です。読書が好きだった私は、様々な本に書かれた海外の記述や写真をたくさん目にし、いつの間にか海外で勉強したい、と思うようになりました。
高校二年となった今、正直この年齢で海外進学をすることになるとは今まで想像していませんでした。
留学するのは早くて大学からだろう、と勝手に思っていたからです。しかし、この財団の創設者である田崎さんに実際にお会いして、その熱いお話と非凡なオーラに圧倒され、私も田崎さんのように世界で活躍できる人になりたいと強く思いました。そして、16歳での海外進学を決めました。
海外進学のことを話すと、大抵の人に「将来何になりたいの?」と聞かれます。
私にはやりたいことがたくさんあります。それは文理関係なく様々な分野にわたるので、迷っていてどれかに決められないというのもありますが、どれか一つにしっかり決めようという気がありません。
もちろん、大学で学部を決めたりするときにはある程度分野を絞る必要がありますが、それでも色んな方向に常にアンテナを張りつづけられるようになりたいのです。
英国で、多種多様な文化、宗教、考え方を持った人と沢山触れ合うことでそのアンテナをもっと増やしていきたい、というのが私の当面の目標です。
最後に、私を選んでくださった田崎さんはじめ財団の皆様方、そして私の決断を尊重し送り出してくれた両親に感謝したいです。ありがとうございます。