お知らせ

Fさん(University of St Andrews, Computer Science and Economics / Christ's Hospital出身)

大学生活2年目は、あっという間に過ぎていったように感じます。授業がすべて対面形式となり、大学全体や学生団体のイベントも増え、非常に充実した1年間でした。

Computer Science
必修科目であるFoundations of ComputationとComputer Systemsのみを履修しました。 前期に行われるFoundations of Computationでは、アルゴリズムとデータ構造を隔週で学びました。
これにより、基本的なプログラミングスキルに加えて、アルゴリズムの知識を駆使して様々なデータ構造を効率的に実装する方法を学びました。
最終課題では、稀なケースがアルゴリズムにどのように影響するかを考え、独自のデータ構造をデザインし、実装・実験しました。
この過程で、アルゴリズムとデータ構造の密接な関係性を強く感じ、今後のプログラミングにも役立つ知識を得たと思います。
後期のComputer Systemsでは、C言語を使用したプログラミングやロジック、コンピュータアーキテクチャを学びました。
初めての手続き型プログラミングやシステムプログラミングに取り組みながら、新しく学んだアセンブリ言語などを活用し、データがオペレーティングシステム内でどのように処理されるかを詳しく理解しました。

Economics
ミクロ経済学とマクロ経済学の中級コースに進み、より専門的で数学的な内容を学びました。
これにより、これまで学んできた知識がより深まりました。
また、統計学の講義も必修で、将来的に数量的な経済学を学ぶ際に役立つ基本的な統計の知識や分析ツールの使用方法を学びました。

生活面
昨年と同様に大学の寮で暮らしていましたが、来年からは民間の住宅に移ることになりました
新しい住居を探すプロセスは一苦労でしたが、これにより将来に向けた貴重な経験を積むことができました。
また、幼少期から好きだったサッカーを本格的に見て楽しむことを始めました。スポーツを通じてイギリスの新たな魅力を発見し、既に4年が経過したこの国にはまだまだ知らないことがたくさんあり、無限の魅力が広がっていることを実感しました。こうした素晴らしい環境で支えてくださる田崎さんや財団の関係者、家族、友人に深く感謝しています。

夏の休暇中は、日本で就職活動やアルバイトに取り組みました。特にアルバイトでは、留学や海外進学を目指す中高生に向けて、自分の人生の選択において大切なことを伝える機会がありました。これまでの経験から、「どれだけ大きなことであっても、好奇心を持ち続けることの大切さ」を伝えました。自分自身もこれからも好奇心を忘れず、新たな挑戦に積極的に取り組む大学3年目を迎えたいと思います。