お知らせ

Kさん(男生徒)国立学芸大学附属高等学校出身

4ヶ月という時間を振り返って、長かったとも思うし、あっという間だったとも思う。
クリスマス休みから明けたと思ったらすぐにロックダウンが始まり、いまいち生活に張りがなくなってしまったが、とりあえず渡英から今までの総括をしてみたい。

まず、自分のなかで大きかったのは、週に一回学校のChaplainと話しをする機会を得たことだ。チューターに哲学に興味があると言ったら、週単位でやらないかと提案してもらい、それからすでに四ヶ月、いろいろな話題(自由意志など)について話した。Alevelで選択できない科目である哲学を、学校でできるというのは幸運なことだ。これまで、この会話も含め日常の様々な場面で言いたいことをうまく伝えられない自分の英語力に一喜一憂を繰り返してきて、それはこれからもしばらく続くと思うが、違う言語を習得するということはあらたな思考回路を発見することでもあるので、粘り強く、ときに楽観的に、イギリスでの生活を頑張っていきたいと思う。
つぎにAlevelについてだが、科目数が少ないということもあり、自主的な学習が求められていると感じる。とくに今はロックダウンでオンラインに切り替わり、部屋に篭りきりでモチベーションを保ちづらいので、本を読んだり調べ物をしたりして、自分の興味を広げることが大切だとおもう。 パンデミックという異常事態で先が見えず不安なことが多いなか、自分の部屋で将来について考える時間が増えた。どういう学部、職業に進みたいかがある程度見えているので、あとは正しいタイミングで行動するだけだという気がする。約五年の留学が終わったときに自由に自分のやりたいことができるように、与えられた時間でベストを尽くしたい。