お知らせ

Aさん(女生徒)国立学芸大学附属高等学校出身

イギリスに旅立つ日が、近づいてきました。私は今回のレポートで奨学生に志願した理由とこれからの抱負を書きたいと思います。

私は、小さい頃から動物が好きで、家に来る鳥を観察したり、近所の馬のボランティア団体に参加したりと、生物に身近に触れながら育ってきました。小学生の時に地球温暖化や生物の絶滅が進んでいると知り、地球環境問題を解決する人になりたいと考えました。高校生になり、出会った多くの方や本から、私の夢へとつながる環境保全の取り組みを学び、その研究や保全活動はイギリスで盛んに行われていることを知りました。そのような中、高校の先生からTazaki財団のイギリス留学のお話を聞き、今しかないと思い志願しました。

私は初めて経験するイギリスでの生活、この留学で心掛けていきたい事があります。
それは面接の時にいただいたお言葉、“Curiosityを忘れない” です。“Curiosity”は日本語で好奇心という意味ですが、Cambrige Dictionaryで意味を引くと“an eager wish to know or learn about something”と定義されています。私はこの言葉のように、初めての経験、異文化の違い、そして困難などに直面した際にも「もっと理解しよう、そして楽しもう」とする気持ちを忘れずに行動していこうと思います。未だ行ったとのないイギリスですが、求めれば沢山のサポートをして下さると伺いました。常にCuriosityを持ち、新しい事にも手助けや教えをもらいながら挑戦し続けていきます。

最後に、Tazaki財団の皆様、沢山の支援をしてくださり本当にありがとうございます。この機会を充分に生かし、自分の将来の道を見つけていきたいと思います。また、私がこのようにしてイギリスに旅立てるのも、応援して下さった高校の先生方、悩んだ時に導いて下さったたくさんの方々、そしていつも支えてくれている家族、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。まだまだ力不足の私ですが、どうぞこれからもよろしくお願い致します。