お知らせ

都立立川国際中等教育学校 Mさん(女生徒)

先週の土曜日にTermを終え、今はホストファミリーとのChristmas Holidayを楽しんでいます。まずは1学期目を無事終えたことにホッとしています。しかし安堵の気持ち共に達成感も大いに感じることができました。

学習面では、生物、化学、数学、応用数学という選択にして本当に良かったと思っています。特に生物の授業のスタイルが日本と大きく異なっていて、実験が多いものとなっていて非常にやりがいがあります。
また、各自一人で実験を進めて行くので全て自分で判断して手順通りに進めて行くだけでなく、実験内でエラーを少しでも小さくするために条件を等しくさせる工夫を考えるなど、専門的に生物を学んでいるということに楽しみを感じています。初めは他の友達よりも手順を読むのが遅いうえに、日本では4人1組で実験を進めていたので、手際が悪く、実験を時間内に終わらせることに手一杯で大変でした。しかし、慣れて来たのもありますが、時間内に終了させることが目標ではなく、自分が予測した結果になるだけ近づくように実験のエラーを最小限におさめる工夫も進められるようになって来ました。自分でも自身の進歩に気がつくことができ、それがまたモチベーションにつながったと思います。
また、各実験後にAnalysis, Evaluationをまとめて提出するのですが、自分の実験の結果からグラフをプロットして、それをもとに今まで習ったことや本、インターネットからの情報をもとに自分なりに実験と関連づけて、実験を通して結論づけられることをまとめます。実際に書くとA4が2ページ分くらいになり、割と長いのですが、この作業も少しずつスピードが速くなって来ました。実験を実際に自分で計画する機会もあってやりがいがありました。授業のスタイルが日本と違って新鮮で、実験を通して学ぶという学習方法に憧れていたので、自分に合っていて非常に楽しいです。

化学も生物も、テストでの記述形式で専門用語を使ってフルマークを取ることがまだ課題だと思っています。各問題で部分点ではなく、なるだけ満点の記述を取ることができるように、生物ではプロセスや相違点、化学では理由などを確実に学習することが必要なので、この休暇中にしっかりと押さえておきたいです。

日本では習わないような範囲もあることに驚きましたが、Math setのクラスのみんながユーモアに溢れていて、毎回の授業が面白く、このクラスの一員になれたことに喜びを感じています。

また、ホッケーではチームスポーツどころかバレエ以外やった経験のない私に、コーチの先生方も含めて多くの友達が上達するためにアドバイスをくれるだけではなく、上手くなったじゃん、と褒めてくれたことに支えられました。雨の中も寒くて風の強い日も、濡れながら、寒いね寒いねと言い合いながらホッケーの練習をして、少しずつ距離が縮まっているのが自分でもはっきりとわかりました。このActiveを通して、幅広い友人関係を築けたことでこの1学期Christ's Hospitalの一員に本当になれた気がしました。経験したことのないチームスポーツでしたが、やはり挑戦してみて最初は大変でしたが、もっと大切で大きな、友達や経験というものを得ることができました。

友達に誘われ、Chapel Choir に参加することにもなりました。そして、開始早々にChristmas Carol という大きなイベントがあり、90分の長いリハーサルを乗り越え、一般の方々に向けたCarol と生徒に向けたCarol の2回を行いました。これももちろん日本の合唱とは全く違う種類の歌で、教会の歌はChrist's Hospitalの美しいChapelに反響するとより一層綺麗に聞こえました。