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【Christ's Hospital】 Yさん(男生徒・都立小石川中等教育学校出身)

Christ's Hospitalでの在学期間の半分以上が過ぎたにも拘らず、日々新たなことを経験することができていると感じれています。今回のレポートでは、主に2019年度のMichaelmas学期(9月~12月)と冬休みの間の生活や活動について報告したいと思います。

まず生活面についてですが、9月から寮が変わりました。この寮では、以前までいた寮と違い、同学年の生徒(Year 13)しかおらず、時間やWi-Fiに関する制限もかなり軽くなったことから、来夏の最後のA level の試験に向け、より勉強に集中しやすい環境になりました。また、以前から共通の授業やアクティブ、寮により面識のあった人たちとより親交を深めれたのみならず、同学年の他の知り合いができたことで、彼らの興味のある自分が学んでいる以外の分野や趣味についてなどより多くのことに触れ親しむことができ、新鮮さを感じられています。

冬休みには特別大きなイベントはなかったですが、クリスマスは昨年と同様にホストファミリーの家族や友達が皆集まりクリスマスパーティーがありました。また、ニューイヤーズイブは、去年の大晦日をイングランドで過ごさなかったため初めての経験でしたが、今年はニューイヤーズイブはホストブラザーとその友達と過ごしたこともあり、初めていわゆる歌ったりダンスをするパーティーに参加しました。いまだに音楽やダンスの文化的な違いに戸惑うことが多々ありますが、ホストファミリーと過ごす最後のこの年末年始を思い出のあるものにできたと思っています。

学習面についてですが、この秋学期の間はかなり忙しい期間になりました。9月初めには、夏休み前に受けたPredicted Gradesのための再テストを受けました。化学と経済のPredicted Gradesの成績を上げたかったのですが、テストの結果から化学の成績しか上げれませんでした。Predicted Gradesについては、大学受験の始まりの部分なので寛容に対応してくれるイメージがあったのですが、思いのほか厳しい対応で驚かされました。Predicted Gradesはテストなどの点数や課題の評価点のみならず、授業態度などの先生の主観的な意見が科目や先生によっては含まれていました。周りの友達の中ではこのPredicted Gradesのせいで志望大学をあきらめたりGap Yearをとると決めた人もおり、大学受験の難しさを改めて感じさせられました。また、Personal Statementでは夏休みの間などに行った課外活動や読書にも触れ、先生や校外の知り合いなどにも頼み、校閲してもらいました。このPredicted GradesやPersonal Statementの他に先生によるAcademic Referenceと共に10月の期日前にUCASに提出することができました。

UCASを提出した後には、主にケンブリッジ大学の準備に追われました。10月終わりにはAdmission Testというその科目の適性をとう試験があり、12月初めには面接がありました。後悔の思いはほぼないですが、Admission Testでは時間制限や過去問や例の少なさにつまずいたり、面接では今までの傾向と異なる質問が大部分を占めたりと様々な困難に直面しました。結果はまだわからないですが、オファーが来ようが来なかろうがとても素晴らしい経験ができたと思っています。

Christ's Hospitalにいるのは残り6か月もないと考えるととても寂しく感じますが、最後のこの時間を大切に過ごしていきたいと思います。この学期には模試があったりとより年度末の試験に向けた準備が必要になっていくので、目標に向けて一層励んでいきたいと考えています。