お知らせ

Kさん(女生徒)都立日比谷高等学校出身

Year13として新たなスタートを切った今タームは、大学のアプリケーションで忙しかったものの、今までで一番楽しめたタームだったと思います。英語の上達のおかげもありますが、勉強と息抜きのバランスをようやくつかめてきたことが大きいと思います。今まで自分は、ずっと勉強して常にトップにいなければならないというプレッシャーを感じていました。しかしAssessment Examの勉強をしていた時に、先生からストレスをかけすぎだから一日勉強するなと言われました。その日はリラックスして友達とずっとしゃべったりギターを弾いたりして過ごしリフレッシュしたところ、翌朝とてもやる気が出て、ストレスなく一日とても集中して勉強することが出来ました。また、過去問の点数もいつもより少し高く出て、精神的なゆとりはパフォーマンスにも影響するのだなと実感しました。実際、多くの情報や感情をつかさどる大脳は、感情を理性より優先して処理するので科学的にも間違っていないような気がします。ここで少し話がそれますが、脳に関連して勉強するときに使えることを一つ書きたいと思います。人は鞭ではなく飴で動くということです。脳は報酬系を活性化させるためなら多少の罰は受け入れることが出来ます。ですから勉強が大変と感じるときは、タスクを終えた後に何かTreatsを準備して報酬系を活性化させることで頑張ることができます。特に目新しい方法ではありませんが、私はこの方法が気に入っていて最近よく使っています。

他にも、今年は寮生活に関して昨年と大きく変わりました。まず、今年は部屋に関して希望を出すことができ、昨年ルームメイトのいびきもあり睡眠に関して少し苦労した私にとっては朗報でした。1人部屋を希望することもできたのですが、私は友達とシェアをすることにしました。結果的にこれはとても良い選択でした。勉強を教えたり、テストの前でとても緊張している私を励ましてくれたり面接の練習相手をしようかと申し出てくれたり、またその子が勉強しているから私も頑張ろうというモチベーションにもなっていて、寮生活がより生産的で充実したものになっています。
一方Downsideは、昨年はSixth formだけの小さな寮だったので静かでしたし寮内の交流も比較的多かったのが、今年から二つの寮が合体して50人を超えるYear9-13の寮生が住む大所帯の寮になったことです。他学年との交流が増えてよい面もありますが、騒音やCommunal Areaでのマナーがあまりよくなく、昨年の静かな寮を恋しく感じます。

今タームで大方のアプリケーションを終え、あとは主に結果を待つだけです。大変な時もありましたが、よい経験でした。また、すべての経験を楽しめていることはPositiveなことだと思います。引き続き日々の努力を忘れずに、どんな結果でもそこで自分を成長させることが出来るようにしたいと思います。常にサポートをしてくださる財団の方々、家族、友人への感謝の気持ちを忘れることなく、日々精進していきます。