お知らせ

Kさん(女生徒)都立日比谷高等学校出身

私は将来世界中の困っている人の手助けをしたいです。そのために、この先の数年で日本からの視点というものだけでなく、イギリスからの視点、世界全体を考えた時の視点を身に着けたいです。
例えば、コロナ禍でも経済を優先させた国もあればまず収束することに重点を置いた国もあります。私は最初、どうして人が多く亡くなっているのにそれでも経済を回すことを重視するのか疑問でした。それは貧困や失業がそこまで深刻な問題ではない日本に住んでいたからかもしれません。失業するということは、雇用者だけでなくその家族の生活が厳しくなることを意味します。このように考えると一概に自分が正しいとは言えない気がします。

現在はオンライン上でKWのEnrich programという、二週間ほどのA-levelに向けたレッスンを受けています。その時、先生がAnyone?と問いかけると必ず誰かがすぐに答えていました。当たり前のことなのかもしれませんが、少し驚きました。私のクラスは、そのように問いかけられても指名されるまで誰も答えなかったり、答える人が一部に限られているからです。渡英後は、たくさん学ぶこともあると思います。けれど、それだけでなく今まで培ってきたものも大切にしていきたいです。

最後に、私に留学という素敵な挑戦の機会をくださった田崎様、財団の関係者様、私をいつも支えてくれ応援してくれる両親、友人に感謝の気持ちを伝えます。これから、多くのチャレンジがあると思いますが自分を信じて。日々精進していきます。