お知らせ

Nさん(男生徒)都立白鷗高等学校出身

Christ’s Hospitalでの2年間は思い返せばあっという間でしたが、とても実りあるものになりました。さまざまな不安や期待を胸に出国した2年前を懐かしく思います。

クリスマス休暇明けの1月中旬から2月にかけて、Oxbridge以外に出願した人たちもオファーを受け取りはじめ、学年全体としてもA-levelやIBの本番に向けて少しずつ空気が変わっていく様子が感じられました。3月にはすべての試験の日程が発表され、学校からそれぞれに試験の時間割が配布されました。試験全体の日程を見比べると、言語や政治経済、哲学といった文系教科が前半に集中し、数学や科学のような理系教科は後半に多いような印象を受けました。

またコロナウイルスの影響で延期になっていたHouse singingという日本の合唱コンクールのようなイベントが4月に決まり、それに向けての練習も始まりました。最高学年ということもあり、代表の生徒たちは特に気合が入っていたのですが、これと同時に校内でのコロナウイルスの陽性が確認され始めました。練習に力を入れていたことが裏目に出たようで最高学年での感染の広がりがひどく、最終的には最高学年以外での開催という形になりました。

イースター休暇では最後の長期休暇でしたが、その後に控える本試験に向けて勉強が中心の生活になりました。僕はホストファミリーとの都合が合わず、学校で休暇を過ごすことになったのですが、そのおかげで友人たちと過ごす時間をいつもより多くとることができ、今までで最も充実した長期休暇になりました。

イースター休暇後5月に入るころには、最後の授業を迎えました。2年間受け続けた授業が終わるというのはなかなか信じられず、少し寂しくもありました。そこからはStudy leaveに入り、任意で学校を離れ自宅で学習してもよいという期間でしたが、活用していたのは数人程度でほとんどが寮に残っていました。5月中旬からは少しずつA-levelの試験が始まり主に言語系の教科を取っている生徒はかなり忙しく見えました。僕は合計で13個の試験があり、1つ目は5月下旬でした。6月は今までの2年間の中でも最も忙しく、時には試験が月曜日から金曜日まで毎日あるという週もありました。
6月末には試験をすべて終え、ようやく一息つけると思っていましたが、そのような間もなく卒業関連の行事の準備や帰国に向けての荷造りなどが始まり、全く落ち着かないまま6月を終えました。7月初めにはGrecians ballやLeaver’s serviceがありました。昨年や一昨年にはコロナウイルスの影響で例年通りとはいかなかったようで、2年ぶりにいつも通りの開催ができたようでした。Grecians ballでは全員が煌びやかなスーツやドレスを着て、一緒に食事をしたり踊ったりと日本の卒業とはかなり異なる体験になりました。そして翌朝4時に寮を出発し日の出を見るというイベントもあり、その後数時間のみ寝てすぐに最後の集会に向かうというかなり盛りだくさんな2日間になりました。

そして帰国についてですが、渡英時と異なりかなり規制が緩和されていました。日本入国に必要な書類はPCR陰性証明とワクチンの接種証明のみでそれらはすべてMy SOSというアプリで事前に提出することができ、その画面を見せるだけで入国手続きが進んでいくためとてもスムーズに帰国することができました。

この2年間は多くの困難がありましたが、同時に自分自身の成長を実感できとても有意義なものとなりました。あらためてこの機会をくださったTazaki財団の皆様に感謝し、大学進学後もご期待に沿えるよう一層努力していきたいと思います。