お知らせ

Iさん(女生徒)都立日比谷高等学校出身

4月半ばに始まった夏タームは、クリスマス休暇、オンライン授業であった春ターム、そしてイースター休暇を経て、4ヶ月振りの学校の再開でした。寮に戻る日は少し緊張していましたが、その緊張は寮の仲間と会い、瞬時に日常が戻ってきていることを実感した喜びに変わりました。

今学期の一番のハイライトは大学入試に向けた準備を開始したことです。来年のチューターが発表されたり、入試に必要なPersonal Statementを書き始めたりしました。
また、出願書類とともに大学に送られるPredicted Gradeが決まる、重要な学年末試験もありました。A *を取るには8割5分から9割を死守する必要があるため、日本での試験とは異なるプレッシャーや難しさを感じましたが、一年後までの課題が明確になったことは良かったように思います。
いまだに渡英がつい先日のことのように感じますが、最終学年になる決意を固められた大切なタームでした。

忙しかった学業面とは反面、楽しいこともたくさんありました。夏タームの特徴の一つは、日照時間が長くなるため、夜の22時近くまで、スポーツをしたり、ジムに行ったりすることが許されることです。2時間の自習時間の後に、みんなでテニスやラクロスをすることや、気分転換でジムに行くことなどが毎日の楽しみでした。
また、今年に入って初めて、土曜の夜に外出が許可される「Indulgence」と呼ばれる日が2日間ありました。基本的に外出制限など、規律が求められるボーディングスクールですが、夜にレストランや近くのマーケットに行けたことはとても良い思い出になりました。

夏休み直前になっても、気温は10℃から15℃ですが、22時半でも外が明るいという、北の国ならではの夏を感じました。大学見学でイングランドのいくつかの場所を訪れることもでき、渡英してから一番留学らしい経験を多くできた濃密なタームだったように思います。
9月からは受験でまた一段と忙しくなると思いますが、自分らしく何事も楽しみながら、がんばりたいです。最後になりますが、日々ご支援いただいている全ての方に心より御礼申し上げます。